とんねるず石橋貴明がフジテレビ社員にセクハラか。第三者委員会のヒアリング拒否「有力な番組出演者」を週刊文春が特定

食道ガンを公表し、芸能活動休止を発表した『とんねるず』の石橋貴明さん(63)が過去にフジテレビの女性社員に対して、セクハラ行為をしていたことを10日発売の週刊誌『週刊文春』が報じています。

週刊文春によると、中居正広さんと元フジテレビアナウンサー・X子さんのトラブルを発端としたフジテレビの騒動で、第三者委員会が3月末に発表した調査報告書の中で、フジテレビの元編成幹部・A氏が関与した重要な類似事案を挙げているのですが、その中に登場する「有力な番組出演者」というのが石橋貴明さんだとしています。

第三者委員会の報告によると、10年以上前に女性社員はA氏から、「有力な番組出演者と会食をしており、来てほしい」との連絡を受けて22時ごろから個室での飲み会に参加し、数時間後にトイレに行って部屋に戻るとA氏らの姿がなく、有力な番組出演者と2人っきりの状態になったそうです。

その後、有力な番組出演者から別の店に行こうと言われ、外観は通常の一軒家風の店に連れて行かれ、そして店員と思しき人物から地下の広い部屋を案内されたそうです。

そして、部屋で2人っきりになったところ突然、有力な番組出演者がズボンと下着を脱いで下半身を露出し、女性社員は身の危険を感じて「私はそういうのはダメなので」と言って即帰宅したといい、有力な番組出演者は引き止めることもなく、ポカンと女性社員を見ていたといいます。

A氏からはメールで「先に帰らざるを得なくなって申し訳ない」という趣旨のメッセージが届き、それに対して女性社員は「申し訳ないが、番組出演者を置いて出てきてしまった。今後、番組制作の上で迷惑をかけるかもしれないが、後は宜しくお願いします」と返信し、A氏は「了解しました」と応じたそうです。

第三者委員会は、女性社員からのセクハラ被害申告を受けて、A氏に事実関係の確認をしたところ「全く記憶にない」と言いつつも、「あってもおかしくない」と答えたといいます。

一方、有力な番組出演者は第三者委員会からの質問状すら受け取らずに返送し、電話で協力を求めたものの、多忙を理由に拒否されたとしています。

この有力な番組出演者とは一体誰なのかとして、ネット上では様々な憶測が飛び交っていたのですが、調査の詳細を知るフジテレビ幹部が週刊文春の取材に対して、「この『有力な番組出演者』とは、『とんねるず』の石橋貴明さんです」と断言したとのことです。

この報道を受けて、石橋貴明さんが社長を務める芸能事務所『アライバル』は、第三者委員会からヒアリングの打診を受けたのは事実と認めた上で、石橋さんがフジテレビ社員に対してセクハラをしたのか否かについては「分からない」と回答しています。

また、ヒアリングに応じなかった理由については「病気療養の準備のため対応できなかった」と説明しています。

フジテレビはこの件について「第三者委の調査結果以上のことについては答えられない」としています。

石橋貴明さんはこれまでに様々な番組で、女性タレント等に対してセクハラ行為をしていただけに、フジテレビの女性社員に対する行為が事実だったとしても全く不思議ではなく驚きはないですし、とんねるずとフジテレビは非常に密接な関係にあったことから、過去を遡れば同様の話がいくつも出てくる可能性は十分あると考えられます。

そうしたことから、石橋貴明さんが今月3日に食道ガンを公表、芸能活動休止を発表したことを巡ってネット上では、セクハラ行為の追及を避けるために病気を理由に逃げたのではないか、さらに“詐病”なのではと疑いの目も向けられていますが、病気公表後に長女で女優・石橋穂乃香さんもインスタグラムで「父は、病室が狭いっ!と愚痴を言っていた」と報告していたので、病気については事実なのだろうと思います。

<↓の画像が、長女・石橋穂乃香さんのインスタグラム投稿>

ただ、フジテレビの取締役相談役やフジサンケイグループの代表を退任した日枝久さんも2月末に、フジテレビ内や世間から記者会見しろといった声が上がる中で、自宅での転倒事故で「腰椎圧迫骨折」の大ケガを負ったとして会見することなく離職し、それに続いて石橋貴明さんも病気を理由に表舞台から姿を消しており、タイミング良すぎて怪しいと正直感じます。

いずれにせよ、病気療養の準備を理由にヒアリングに応じなかったというのであれば、食道ガンの治療を終えて仕事復帰する際には、この件をスルーすることなく自らの口でしっかりと説明をしてほしいですね。

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