ドジャースの佐々木朗希投手が、約3か月ぶりに緊急会見を開き、右肩の状態について語った。5日、カージナルス戦前に行われたこの会見で、佐々木は「健康面に不安はない」と力強く宣言し、順調な回復をアピールした。彼はウルペンで32球を投げた後、記者団に対し、「痛みはあったが、確実に良い方向に向かっている」とコメント。復帰に向けた意欲も見せ、「投げられる準備は整っている」と自信をのぞかせた。
今シーズンは8試合に登板し、1勝を挙げた佐々木は、5月中旬にエンピンジメント症候群のため負傷者リストに入った。その後、6月20日にはキャッチボールを再開し、7月にはライブBP(実践形式の打撃練習)にも登板。近日中に予定されている3度目のライブBPでのパフォーマンス次第では、実践でのリハビリに移行する可能性があると、デブ5バー監督も示唆している。
佐々木は現在、メカニクスや投球フォームの調整に重点を置いており、「今の方が速い球を投げられる」と自信を見せる。彼の復帰が期待される中、球団も慎重に彼の状況を見守っている。右肩の状態は投手にとって非常に重要であり、無理をせずじっくりと回復を進めてほしいとの声も多い。ファンは再び彼のキッチングを見られる日を心待ちにしているが、焦らず確実な復帰を願うばかりだ。